アップサート設定における注意点
アップサートをする際の制約、および注意点を説明します。
「インサートビュー」「アップデートビュー」に指定できるビュー
次にあてはまるビューは、「インサートビュー」や「アップデートビュー」に指定できません。
- 参照権限のないテーブルやビュー
- 「結合するテーブル・ビュー」に、テーブルやビューを指定して作成したビュー
ファイル型項目をアップサートする場合
制約(主キー、ユニーク、最大長、最小長、ファイル型など)のかかったファイル型項目をアップサートする場合、正常に動作しないことがあります。
アップサートでファイル型を利用したい場合は、制約を指定しないでください。
初期値の反映
「アップデートビュー」に指定したビューで管理項目に初期値が設定されていても、「インサートビュー」に指定したビューのデータには反映されません。
「インサートビュー」に指定したビューで管理項目に設定した初期値は、「インサートビュー」に指定したビューのデータに反映されます。
アップサートビューの項目設定
アップサートで利用する「アップデートビュー」、「インサートビュー」の項目は、すべて「追加可」「編集可」を ON にしてください。
ビューに表示できないデータをアップサートしようとした場合
インサートビューにデータ表示条件、ログインメンバー条件が設定されており、アップサート時にビューに表示できないデータを作成しようとした場合、
アップデートビューは更新されますが、インサートビューには登録されません。
アップサート時にインサートビューに表示できないデータを作成しないようにしてください。
アップサート履歴を残す場合
アップサート時の履歴を残したい場合は、「インサートビュー」、「アップデートビュー」両方のビューの
元になるテーブルの「履歴ポリシー」-「履歴の記録」を「記録する」に設定してください。