棚卸しに利用する管理項目を追加する
選択肢型の管理項目は、選択肢リストの中から 1 つだけ値を選択して入力できる管理項目の型です。
資産の種別や物品を使用している部門など、同じ内容を入力することが多い項目に適しています。
物品の所在情報に関する項目や、物品の利用状況の項目も、選択肢リストから選べるように選択肢型の管理項目を配置します。
選択肢型の管理項目に設定するための「選択肢」を作成し、選択肢型の管理項目に設定してみましょう。
物品の所在管理の考え方
Convi.BASE では、物品の所在を示す情報を階層の構造として考えます。
たとえば、ある会社では、東京と大阪にオフィスがあり、階(フロア)と業務エリアで分かれていて、経理部や総務部といった部門ごとに物品を管理しているとします。
このような体制で物品を管理している場合には、Convi.BASE 出上では「オフィス > フロア > エリア > 部門」のような階層で管理します。
このとき、「オフィス」「フロア」などの階層は選択肢として、「東京」や「大阪」は選択肢リストの値として用意します。
- 選択肢「オフィス」
- 東京
- 大阪
- 選択肢「フロア」
- 7F
- 8F
- 選択肢「エリア」
- 執務スペース
- 会議室
- 倉庫
- 選択肢「管理部門」
- 経理部
- 総務部
- 営業部
物品の所在を示す階層は 4 階層まで作成できます。
操作手順
物品の所在情報に関する選択肢と項目を作成する手順を説明します。
1. 選択肢を追加する
選択肢型の管理項目に設定する「選択肢」を作成します。
[選択肢管理]をクリックします。
[選択肢の追加]をクリックします。
「選択肢の名前」に選択肢名を入力します。
選択肢リストの値を設定します。
「選択肢リスト」に設定した値が、データを追加/編集するときに入力する値として表示されます。
ここでは、1 つずつ選択肢リストの値を追加する方法を説明します。
[追加]をクリックします。
入力欄に、選択肢リストの値を入力します。
[追加]をクリックして、選択肢に表示する項目の数だけ値を入力します。
[作成する]をクリックします。
選択肢の設定によっては、次のこともできます。
- 選択肢リストの値をデータの入力時に追加する
「入力による追加」を設定する - 選択肢リストの値をあとから変更したときに、データの値も同時に変更する
「マスター連動」を設定する
同様の手順で、残りの階層に関する選択肢と、利用状況の選択肢を作成しましょう。
2. 選択肢を管理項目に設定する
作成した選択肢を使って場所に関する情報の管理項目を作成します。
[環境設定]をクリックします。
「組織設定」セクションで、[テーブル]をクリックします。
物品テーブルをクリックします。
[項目設定]をクリックします。
[+]をクリックします。一番下に、管理項目が追加されます。
「項目の名前」に設置場所の管理項目名を入力します。
「型」に「選択肢型」を選択します。
[▼]をクリックします。
「選択肢」に、先ほど作成した選択肢を選択します。
作成した選択肢の数だけ、Step 5 から Step 9 までの手順で項目を追加します。
[保存する]をクリックします。