読取り結果から判定する

棚卸しで読取った物品の所在を物品情報に反映するかどうかを判定します。
物品情報に反映するかどうかは、突合結果のルールに基づいて自動で判定されます。
実際に物品情報に反映されるタイミングは、棚卸し完了を行なったときです。

ここでは、[棚卸し管理]から「棚卸し実施状況」画面を開く方法を例に説明しています。
物品ビューから「棚卸し実施状況」画面を開くこともできます。

  1. [棚卸し管理]をクリックします。 画面キャプチャ:棚卸し管理が枠線で囲まれている

  2. 実施中の棚卸しのチェックボックスを選択し、[棚卸しを開く]をクリックします。 画面キャプチャ:実施中の棚卸しが選択され棚卸しを開くが枠線で囲まれている

  3. [保留中の結果を自動判定]をクリックします。
    画面キャプチャ:保留中の結果を自動判定が枠線で囲まれている

  4. [判定する]をクリックします。 画面キャプチャ:判定するが枠線で囲まれている

現在登録されている物品情報と読取り結果が突き合わされ、物品情報への反映を「採用」するか「却下」するかが決まります。

  • 「採用」した場合には、棚卸しを完了したときに読取り結果で物品情報が更新されます。
  • 「却下」した場合には、物品情報は更新されません。

画面キャプチャ:保留中の結果を自動判定が枠線で囲まれている

突合結果の意味は、棚卸しの突合結果を参照してください。

よくある質問

同じ物品を複数回読取った場合、物品情報に「採用」される読取り結果はどれですか

同じ物品を複数回読取った場合、最後に Convi.BASE へ送信した物品の読取り結果が「採用」され、棚卸しを完了したときに物品情報に反映されます。
たとえば、管理番号「00001」の読取り結果を次の順で送信したとき、「採用」されるのは一番最後に送信した 3 番目の読取り結果です。

送信した順 読取り日時 「採用」される読取り結果
1 2022-03-19 10:00:00
2 2022-03-17 10:00:00
3 2022-03-18 10:00:00

ただし、同じ物品の突合結果に、次の非対象の結果が含まれている場合、これら非対象ではない、最後に送信した読取り結果が「採用」されます。

  • 非対象(一致)
  • 非対象(不一致)

非対象の結果だけの場合は、最後に送信した読取り結果が「採用」されます。

例1:管理番号「00001」で、すべての突合結果が一致の場合
「非対象(一致)」「非対象(不一致)」を含まないため、最後に Convi.BASE へ送信した物品の読取り結果が「採用」されます。

送信した順 読取り日時 突合結果 「採用」される読取り結果
1 2022-03-19 10:00:00 一致
2 2022-03-17 10:00:00 一致
3 2022-03-18 10:00:00 一致

例2:突合結果に不一致がある場合
「非対象(一致)」「非対象(不一致)」を含まないため、最後に Convi.BASE へ送信した物品の読取り結果が「採用」されます。

送信した順 読取り日時 突合結果 「採用」される読取り結果
1 2022-03-19 10:00:00 一致
2 2022-03-17 10:00:00 一致
3 2022-03-18 10:00:00 不一致

例3:突合結果に「非対象(一致)」または「非対象(不一致)」を含む場合
「非対象(一致)」を含むため、「非対象(一致)」「非対象(不一致)」以外で最後に Convi.BASE へ送信した物品の読取り結果が「採用」されます。

送信した順 読取り日時 突合結果 「採用」される読取り結果
1 2022-03-19 10:00:00 一致
2 2022-03-17 10:00:00 一致
3 2022-03-18 10:00:00 非対象(不一致)  

例4:突合結果に「非対象」の棚卸し結果のみ報告がある場合
「非対象(一致)」または「非対象(不一致)」のみの場合、最後に Convi.BASE へ送信した物品の読取り結果が「採用」されます。

送信した順 読取り日時 突合結果 「採用」される読取り結果
1 2022-03-19 10:00:00 非対象(一致)
2 2022-03-17 10:00:00 非対象(一致)
3 2022-03-18 10:00:00 非対象(不一致)

意図していない結果が「採用」されている場合は、判定結果を変更するか、意図しない読取り結果を削除してください。

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