関数とは
「関数」を使うと、複数の管理項目の値を合計したり、他のビューの値をコピーしたりといった、さまざまな計算ができます。
Convi.BASE で利用できる関数は、次のページを参照してください。
利用できる関数の一覧
基本的な使い方
関数は、テーブルの「初期値」と「計算値」に設定できます。
「初期値」に設定すると、データを新規追加したときに関数の計算結果が反映されます。
「計算値」に設定すると、データを編集したときに関数の計算結果が反映されます。
関数の書き方
関数は、関数名(引数)
という形で記述します。
引数とは、関数で利用するために渡す値のことです。
関数によっては、引数がないものや複数の引数を指定するものがあります。
関数内のスペースや改行は無視されます。
たとえば、CONCAT('A', 'B')
とCONCAT('A','B')
では、同じ結果が返されます。
引数
引数には、値、管理項目、または関数を指定できます。
関数によって、引数に使用できる値や管理項目が異なります。詳細は、それぞれの関数のページを参照してください。
関数の一覧
関数を指定する場合は、引数に使用できる値の型と、その関数が返す値の型を一致させる必要があります。
例えば、ROUND 関数(四捨五入する関数)は、引数に数値を指定できる関数です。
ROUND 関数の引数には、MULT 関数(乗算する関数)を指定できます。MULT 関数は、数値を返す関数だからです。
値の型
引数に設定できる値の型は、次の 4 種類です。
文字列
引数に指定するとき、値を'(シングルクォート)で囲みます。
例:'Convi.BASE'
、'棚卸し'
数値
例:123
、1000000
タイムスタンプ
引数に指定するとき、値を'(シングルクォート)で囲みます。
値を指定したくないときは、NULL
を指定します。
例:'2021-10-12 12:34:56'
真偽値
例:TRUE
、FALSE