ME 関数
ME 関数は、データが登録または更新されたときのユーザーの氏名、またはそのユーザーのメンバーテーブルの管理項目の値を返す関数です。
計算結果の型は、文字列、または引数で指定したメンバーテーブルの管理項目に応じます。
ME 関数を使うと、例えば次のような計算ができるようになります。
- データの作成者を設定する
- データの更新者を設定する
使い方
ME(メンバーテーブルの管理項目名)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
メンバーテーブルの管理項目名 | メンバーテーブルの管理項目名 | メンバーテーブルで、指定した管理項目の値が返されます。 | 管理項目名を '(シングルクォート)で囲みます。 省略すると、氏名が返されます。 |
例えば、次の関数が計算値に設定されている場合に、メールアドレスが「taro-yamada@example.com」であるユーザーがデータを更新したとき、計算結果は「taro-yamada@example.com」になります。
ME('メールアドレス')
使用例
データの登録者を設定する
管理項目の「初期値」にME()
を設定すると、データが登録されたときのユーザーの氏名が反映されます。
データの更新者を設定する
管理項目の「計算値」にME()
を設定すると、データが更新されたときのユーザーの氏名が反映されます。