CONCAT 関数
CONCAT 関数は、文字列を連結する関数です。
計算結果は、文字列で返されます。
CONCAT 関数を使うと、例えば次のような計算ができるようになります。
- 姓と名を連結する
- 管理番号と枝番を、-(ハイフン)で連結する
使い方
文字列1
文字列2
文字列3
...
として指定した文字列同士を連結します。
CONCAT(文字列1,文字列2,文字列3,...)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
文字列 | 文字列 | 連結する文字列です。 | 文字列を指定する場合は、 値を '(シングルクォート)で囲みます。 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 |
例えば、次の関数の計算結果は、「Convi.BASE」になります。
CONCAT('Convi','.','BASE')
使用例
姓と名を連結する
テーブルに、「姓」と「名」というテキスト型の管理項目があったとします。
管理項目の「計算値」に次の関数を設定すると、 データが更新されたときに「姓」と「名」の値を連結した結果が反映されます。
CONCAT($姓,$名)
管理番号と枝番を、-(ハイフン)で連結する
テーブルに、管理番号型の「管理番号」とテキスト型の「枝番」があったとします。
管理項目の「計算値」に次の関数を設定すると、 データが更新されたときに「管理番号」と「枝番」の値を-(ハイフン)で連結した結果が反映されます。
CONCAT($管理番号,'-',$枝番)