MOD 関数
MOD 関数は、管理項目の値や数値の値を除算し、その余りを計算する関数です。
計算結果は、数値で返されます。
MOD 関数を使うと、例えば次のような計算ができるようになります。
- ケース単位からの余りを計算する
使い方
数値
に指定した数値を除数
に指定した除数で割ったときの余りを求めます。
MOD(数値,除数)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
数値 | 数値 | 割られる数です。 | 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 |
除数 | 数値 | 割る数です。 | 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 |
例えば、次の関数の計算結果は、25 ÷ 10 の余りなので「5」になります。
MOD(25,10)
使用例
ケース単位からの余りを計算する
テーブルに、「在庫数」という数値型の管理項目があったとします。
管理項目の「計算値」に次の関数を設定すると、 データが更新されたときに「在庫数」を 12 で割ったときの余りが反映されます。
MOD($在庫数,12)