CBTAG 関数
指定した値を IC タグに書き込むためのエンコード文字列に変換する関数です。
計算結果は、文字列で返されます。
大量の IC タグへの書き込みをヘルプセンターに依頼する場合に、CBTAG を指定した管理項目を CSV に出力します。
モバイル版の Convi.BASE 棚卸しアプリや貸出しアプリの書き込み機能を使って、IC タグを書き込む場合には、CBTAG を指定した管理項目を作成する必要はありません。
使い方
文字列
を IC タグに書き込むためのエンコード文字列に変換します。
CBTAG(文字列)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
文字列 | 文字列 | エンコード文字列に変換する文字列です。 | 文字列を指定する場合は、値を '(シングルクォート)で囲みます。 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 文字列に指定できる文字の種類は、次を参照してください。 使用できる文字の種類 |
管理番号型の項目だけを利用している場合
枝番を使わずに管理番号を発行している場合、管理番号型の項目を指定してエンコードします。
「管理番号」という項目の値を、IC タグに書き込むためのエンコード文字列に変換する例は次のとおりです。
CBTAG($管理番号)
枝番を利用している場合
枝番を使って管理番号を発行している場合、枝番を含めた管理番号をエンコードします。
「管理番号」と「枝番」という項目の値を、IC タグに書き込むためのエンコード文字列に変換する例は次のとおりです。
CBTAG(EQUAL($枝番, '', $管理番号, CONCAT($管理番号, '-', $枝番)))
-
は、管理番号と枝番の区切り文字です。
使用している区切り文字に合わせて変更してください。
管理番号と枝番の区切り文字
使用できる文字の種類
IC タグへ書き込む管理番号に使用できる文字の種類は、次のいずれかです。
全角文字は使用できません。
- 数字
- アルファベット(大文字または小文字)
- 次の特殊記号
-
:ハイフン.
:ドット,
:カンマ_
:アンダースコア