項目の初期値を設定する
「初期値」を設定すると、データを新規追加したり複製したりしたときに、設定した値が値に反映されます。
たとえば、タイムスタンプ型の管理項目で、データが登録された日時を記録したい場合に、「初期値」を設定します。
初期値には、値または関数を指定できます。
利用できる関数の一覧
制約で「必須」のチェックボックスを選択した場合には、必ず「初期値」を設定してください。
「メンバーテーブル」で、ログイン時の ID として使用される管理項目には、初期値を設定できません。
手順
[環境設定]をクリックします。
「組織設定」セクションで、[テーブル]をクリックします。
初期値を設定するテーブルをクリックします。
ここでは、例として「追加テーブル1」を選択します。初期値を設定する項目について、[▼]をクリックしします。
「初期値」を入力します。
「初期値」には、値を指定する方法と関数を指定する方法があります。計算値を設定した項目には、項目設定の「追加可」のチェックを外すことをおすすめします。
チェックを外すと、追加時にその項目に値を入力できなくなります。 項目に許可する操作を設定する[保存]をクリックします。
値を指定する
指定する値の種類によって、フォーマットが異なります。
文字列
値を '(シングルクォート)で囲んで指定します。
例:'未設定'
数値
数字を指定します。
例:1000
ただし、数値型と金額型の項目にインポートを使ってデータを登録する場合、項目の値に空欄を指定すると、「初期値」に設定した値は無視されて「0」が設定されます。
他の管理項目の値
他の管理項目の値を参照したい場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。
例:$減価償却費
管理項目名に次の文字を含む場合は、「$"取得価額(円)"」のように管理項目名をダブルクォーテーション(")で囲みます。
- 半角の$(ダラー)
- 半角の((丸括弧開き)
- 半角の)(丸括弧閉じ)
- 空白文字
関数を指定する
複数の管理項目の値を合計したり、他のビューの値をコピーしたりといった、さまざまな計算ができます。
「初期値」に関数を設定すると、データを新規追加したときに関数の計算結果が反映されます。
関数の基本的な使い方や関数の詳細は、利用できる関数の一覧を参照してください。