SPLIT 関数
区切り文字を使って、文字列を分割する関数です。
計算結果は、文字列で返されます。
SPLIT 関数を使うと、例えば次のような計算ができるようになります。
- 市外局番を設定する
使い方
分割対象の文字列
を区切り文字
で分割します。分割結果のうち、何番目を取り出すかを位置
で指定します。
SPLIT(分割対象の文字列, 区切り文字, 位置)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
分割対象の文字列 | 文字列 | 分割される文字列です。 | 文字列を指定する場合は、値を '(シングルクォート)で囲みます。 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 |
区切り文字 | 文字列 | 値を '(シングルクォート)で囲みます。 | |
位置 | 数字 | 分割結果の取り出し位置です。 |
例えば、次の関数の場合、「3」「11」「10」に分割されます。1 番目を取り出すので、計算結果は「3」になります。
SPLIT('3-11-10', '-', 1)
使用例
市外局番を設定する
例えば、「電話番号」というテキスト型の管理項目がテーブルにあったとします。
「市外局番」という管理項目に次の関数を設定すると、 データが更新されたとき、「-」で分割した値の 1 番目の結果が反映されます。
SPLIT($電話番号, '-', 1)