ADDTIME 関数
ADDTIME 関数は、時刻を加算、減算する関数です。
計算結果は、タイムスタンプで返されます。
ADDTIME 関数を使うと、例えば次のような計算ができるようになります。
- 預かり時刻から n 時間後の受け取り時刻を計算する
使い方
日時
に指定した日時に対し、それぞれ年、月、日、時、分、秒を加算または減算します。
ADDTIME(日時,年,月,日,時,分,秒)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
日時 | タイムスタンプ | 計算対象の日時です。 | 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 |
年 | 数値 | 年に対して加算または減算する値です。 | 正の数を指定すると加算、負数を指定すると減算されます。 |
月 | 数値 | 月に対して加算または減算する値です。 | 正の数を指定すると加算、負数を指定すると減算されます。 |
日 | 数値 | 日に対して加算または減算する値です。 | 正の数を指定すると加算、負数を指定すると減算されます。 |
時 | 数値 | 時に対して加算または減算する値です。 | 正の数を指定すると加算、負数を指定すると減算されます。 |
分 | 数値 | 分に対して加算または減算する値です。 | 正の数を指定すると加算、負数を指定すると減算されます。 |
秒 | 数値 | 秒に対して加算または減算する値です。 | 正の数を指定すると加算、負数を指定すると減算されます。 |
例えば、次の関数が 2021 年 4 月 7 日 12 時 10 分 20 秒に実行された場合、計算結果は「2022/4/7 12:30:20」になります。
ADDTIME(NOW(),1,0,0,0,20,0)
使用例
預かり時刻から n 時間後の受け取り時刻を計算する
テーブルに、「預かり時刻」というタイムスタンプ型の管理項目があったとします。
管理項目の「計算値」に次の関数を設定すると、 データが更新されたときに「預かり時刻」から 6 時間後の時刻が反映されます。
ADDTIME($預かり時刻,0,0,0,0,6,0)