LEFT 関数
LEFT 関数は、文字列の先頭(左)から、指定した文字数の文字列を取り出して返す関数です。
計算結果は、文字列で返されます。
LEFT 関数を使うと、例えば次のような計算ができるようになります。
- タイムスタンプを日付に変換する
使い方
文字列
に指定した値に対し、文字列の先頭から文字数
分の文字列を取り出します。
LEFT(文字列,文字数)
引数 | 設定する値 | 説明 | 備考 |
---|---|---|---|
文字列 | 文字列 | 参照のキーとなる管理項目です。 | 文字列を指定する場合は、値を '(シングルクォート)で囲みます。 管理項目を指定する場合は、「$項目名」のように、管理項目名の先頭に $(ドル記号)を付けます。 |
文字数 | 数値 | 文字列の先頭から取り出す文字数です。 |
例えば、次の関数の計算結果は、「103」になります。
LEFT('103-0025',3)
使用例
タイムスタンプを日付に変換する
タイムスタンプ型の管理項目に設定された値を変換し、日付型の管理項目に設定できます。
例えば、「最終棚卸しデータ反映日時」というタイムスタンプ型の管理項目がテーブルにあったとします。
「最終棚卸し日」という管理項目に次の関数を設定すると、 データが更新されたとき、「最終棚卸しデータ反映日時」の値「yyyy/MM/dd」に変換された値が「棚卸し日」に反映されます。
REPLACE(LEFT($最終棚卸しデータ反映日時,10), '-', '/')
REPLACE 関数の詳細は、REPLACE 関数を参照してください。